時が流れても、なお。
人と地球に優しいものづくりを続ける〈サラヤ〉。
自分らしく心地良い暮らしは、日々の小さな選択でつくられています。
そんな暮らしのストーリーをうかがいました。
- fbomh桐山 真悟さん・智子さん
- 桐山真悟さんは兵庫・川西市、智子さんは大阪生まれ。勤め先の花屋で出会い、2003年に兵庫・三田市に〈fbomh〉をオープン。フラワーアレンジとギャラリー、アレンジメントのレッスンをメインに活動。
「日の当たらないところでも、1シーズンくらいで変化してきます。時間の経過とともに色が抜けて、ベージュに近づいていくんです」。桐山真悟さんと智子さんが営む花屋〈fbomh(フボー)〉。店内にはたくさんのハンギングバンチが。天井から吊るされたものは、人が行き来するたびわずかな風を受けて、呼吸するようにゆっくり揺れる。「僕たちは植物の力を借りている。自分たちのしていることに付き合ってくれて、ありがとう。そう思っています」。
真悟さんがハンギングバンチに出合ったのは、神戸の花屋にいた頃。当時はバラなど華やかな花を用いるのが主流だったが、次第に独学で自分好みの世界観を作り上げていった。「作っている時もドライになっていく姿を予想するんですが、まるで意志があるように、想像以上にきれいにかっこよくなっていくんです」。
「人間って植物を飾って、ああきれいだなとか、癒されるなとか、不思議だなと感じたり。そういった好奇心や、誰かに何かを贈りたいといった気持ちを形にする。それが自分たちの仕事の理由というか。花屋という仕事やお花の文化って、いろんな国で昔から存在している。地球が生まれて植物がここで生きてきた時間の方が、人間の歴史よりも長い。植物がなかったら、もしかしたら人間の色彩感覚もここまで進化していなかったかもしれませんよね。何かを″きれい"って感じるのも、植物があったからこそなのかも」。
植物の美しさや香りは人を癒し、魅了し続けてきた。植物との関わりがより豊かに、これからも続いていくようにと、桐山さんが愛用しているのは〈ハッピーエレファント洗たく用洗剤〉。環境と人権に配慮して生産された認証パーム油と糖を原料に酵母の発酵から作る、天然洗浄成分「ソホロ」を配合。人はもちろん、自然へのやさしさを追求し生まれた。石油系合成界面活性剤や漂白剤、着色料、合成香料などは無添加。肌や繊維にも負担をかけず、排水は速やかに分解されて自然に還る。未来に続く″きれい"のために、今できることを。
1_ 草花が徐々にドライになっていく、「ちょっとだけ未来を考えて」。
2 _ 昔は綿のような繊維の部分を火種として用いたり、蕎麦のつなぎとして 使われていたという「オヤマボクチ」。
3 ,4_「シャリっとした着心地も好 きだったけど、これを使った時のふんわり優しい洗い上がりには感動 しました」と、智子さん。お気に入りのリネンのアイテムも、ハッピーエレ ファントの洗たく用洗剤と柔軟仕上げ剤で。天然精油で香りも優しく。