nice things

出合いのときめき

自然派の〈サラヤ〉は、余計なものは入れない、人と地球に優しいものづくりを続けています。シンプルな暮らしに、サラヤのアイテムはちょうどいい。
愛用品とともに、暮らしのストーリーをうかがいました。

〈HILLOCK〉代表塙 麻衣子さん
2014年の鎌倉山への移住を機に、植物とプロダクトを組み合わせたブランド〈The Landscapers〉を立ち上げる。2016年には「AROUND」をオープンし、店舗や個人住宅のガーデニングやグリーンコーディネートも手がける。

この家と、この庭から。

ボタニカルブランド〈The Landscapers〉を手がける塙麻衣子さん。設計や住宅プランナーの仕事を経て、第二子の出産直後に庭師に弟子入り。現在の神奈川・鎌倉山の家と出合ったのは、偶然の巡り合わせだったという。当時川崎市内のマンションに暮らしていたが、庭付きの家を求めるようになった麻衣子さんたち。夫の正樹さんが偶然見つけたこの物件に初めて訪れた時には、庭の草木は伸び放題で鬱蒼とした状態だった。しかし、夫婦ともに「ここだ」と感じたのだという。引っ越しと同時にブランドを立ち上げ、2年後に自宅近くにグリーンとインテリア雑貨を扱うショップ〈AROUND〉をオープン。家で子どもたちとの時間を過ごし、ここでのものづくりを仕事にする。小さな偶然に導かれ、思い描いた暮らしを着実にかたちにしてきた。

キッチンに置かれた〈ヤシノミ洗剤〉。透明のボトルには、50年近く守ってきた想いが込められている。「このパッケージを見ると、節水しようって気持ちになるんです」。植物由来の洗浄成分で、泡切れよく、手肌に優しい無香料・無着色。使い心地の良さだけでなく、排水は水と二酸化炭素に分解され、すばやく地球へと還る。原料となる植物油は人権と環境に配慮したRSPO認証油を使用し、売上の1%はその生産地の環境保全活動に使われている。小さな気づきが、大切な未来を創る。

1_半世紀続く、人と地球への優しさ

空間に馴染むパッケージと確かな洗浄力。そして使う人と環境に配慮してつくられた〈ヤシノミ洗剤〉。「これだけ長く愛されているって、すごいことですよね」。

2_全国各地からお気に入りを集めて

「地元滋賀で慣れ親しんだ信楽焼きの印象と違い、出合った時は衝撃でした。とても重宝してます」という平鍋。少しずつ集めている最中だという作家ものの器は、沖縄産。

3_いつでも肌身離さずに

正樹さんのニューメキシコでの買い付けのお土産だというヴィンテージバングル。「もらった瞬間からビビビッときましたね。今ではお守りのような存在なんです」。

4_大好きな香りを届ける一品

自宅でも愛用中のThe Landscapers のディフューザー。真空のパッケージから取り出し飾るだけで香りが広がる。植物を愛する麻衣子さんならではのアイテム。

5_気づけば我が家の中心に

アアルトがある調理学校のためにつくったというダイニングテーブル。こちらも、新しい暮らしに合ったテーブルを探していた際に偶然出合い「ビビビッときた」のだという。

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