色とりどりの毎日を
自然派の〈サラヤ〉は、余計なものは入れない、人と地球に優しいものづくりを続けています。シンプルな暮らしに、サラヤのアイテムはちょうどいい。
愛用品とともに、暮らしのストーリーをうかがいました。
- ガラス作家池谷 三奈美さん
- 東京都出身。武蔵野美術大学でガラスを学んだ後、現在は自宅内にあるアトリエで制作を行う。キルンワークと呼ばれる、電気炉でガラスを加工する技法を用いる。シンプルな形をベースに、さまざまな表情の作品を生み出す。
自分らしく暮らしを彩る
ガラス作家の池谷三奈美さん。美術大学に入学した当初はプロダクトデザイン等に興味があったが、直接素材を扱えることがしたいとガラスを学び始めた。「ガラスはいろんな色や質感を表現できるのがいいですね」。代表作であるれんげや小皿は、季節に合わせて色を変える。秋や冬は少しくすんだ色味やあたたかみのあるものを。もとは無色透明だったガラスが見せるさまざまな表情が、いつもの食卓を楽しく彩ってくれる。
朝目覚めて朝食をとり、コーヒーを楽しんだ後に制作に取り掛かる。作業中は、お気に入りのラジオを流すのが定番。午後になると週に何度かは、3年ほど前から働いている和食をベースにしたメニューを提供する〈お酒と料理 えいよう〉へ向かう。「お店でもいつもヤシノミ洗剤を使っています。手荒れもなく、食器への匂い残りを気にせず使えるところが気に入っています」。環境と人権に配慮して生産された認証パーム油を原料として生まれる、植物性洗浄成分を配合。エコでありながら高い洗浄力とすすぎ性を実現した。石油系合成界面活性剤をはじめ、抗菌剤や着色料、合成香料も無添加。排水後は微生物によって速やかに分解されて、自然に還る。さらに売上の1%は減量生産地であるボルネオの環境保全活動に使われている。透明なボトルには、自然と人への優しさが込められている。
1_偶然知った新しい世界
池谷さんが最近気に入って聴いているという韓国の女性シンガーソングライターのCD 。たまたまラジオで紹介されていたのがきっかけで、今ではすっかり定番の一枚に。
2_目覚めのコーヒーを淹れて
少しずつ集めているという五十嵐元治さんの器は、優しい色合いと少し歪みのある表情が特に魅力だという。片口はサーバーをのせて、コーヒーを淹れるのにもぴったり。
3_大切な器は優しくお手入れを
作家ものや、古い食器などが好きだという池谷さん。「食器にも優しい感じがして、安心して使えますね」。自然由来の成分で、手肌にも優しく大切な器を洗い上がり。
4_欲しいと思った色と形を
季節に合わせて作られた新作。「少しくすんだ色がお気に入りです。丸皿はパンを乗せたり、八角は取り皿として使ったりしています」。普段から自宅でも愛用している。
5_毎日大事に手入れするように
スイス製のヴィンテージの腕時計はネジ巻き式。「少し調子が悪くなっても、オイルを差してずっと使い続けることができるんですよ」。ネジを巻くのも大切な時間だという。