nice things

人がつなぐ、賑やかな暮らし

自然派の〈サラヤ〉は、余計なものは入れない、人と地球に優しいものづくりを続けています。シンプルな暮らしに、サラヤのアイテムはちょうどいい。
愛用品とともに、暮らしのストーリーをうかがいました。

黄色い鳥器店 オーナー高橋 千恵さん
愛知・瀬戸の窯業職業訓練校で陶芸を学んでいたこともある大の器好き。10年前にオープンした〈黄色い鳥器店〉では、ほかではあまり見かけることのない珍しい作家の器をはじめ、全国の民芸品や生活道具がぎっしりと並ぶ。
http://kiiroi-tori.com

選ぶことは応援すること

東京・国立の雑貨店〈黄色い鳥器店〉の店主、高橋千恵さんの自宅は、お店と同様に日本の手仕事品の数々が空間を賑やかに彩る。
毎年4~5回は出かけるという仕入れの旅では、南は鹿児島、北は青森まで車を走らせたこともあった。「ほかの店にはない、自分にしかできないことでお客さんを楽しませたいと思うから、買い付けは自分の足を頼りに行います。
日本中の工房を訪ねたり、友人に好きな作家を紹介してもらったりして、小さなつながりを大切にしながら、世の中にまだ知られていない素敵な作り手に出会えたらうれしいです」。

長い間、地道に暮らしを豊かにしてくれるものを探してきた高橋さんが、10年もの間変わらずに使い続けているものがある。それがサラヤのヤシノミ洗剤だ。「香りがなくて、泡切れもいい。使い心地の良さがとても気に入っています」。" 洗浄に不要なものは入れない"という思いから、着色料も香料も無添加。原料である植物油は人権と環境に配慮したRSPO認証油を使用し、排水は水と二酸化炭素に分解されてすばやく地球へと還る。さらに、売上の1% は原料生産地であるボルネオの環境保全活動の資金としても役立っているそう。「日々使うものは、少しでも作り手の人を応援できたらいいなという気持ちを込めて選ぶようにしています」。

1_日だまりのようなやわらかな明かり

吹きガラスで作られる、〈オオタガラススタジオ〉のランプ。
店をはじめる以前、16年ほど前から気に入って使い続けている。やわらかなガラスの風合いで空間を暖かく包む。

2_ほっと安心する地元静岡の味

実家は元お茶農家。小さな頃から毎日欠かさず飲んでいる、静岡ならではの深蒸し茶。今日は、小坂明さんの急須と、伊藤環さん(奥)と池田 郁子さん(手前)の湯のみで。

3_少しの量でも安心のヤシノミ洗剤

業務用を購入して、自宅でもお店でも愛用しているヤシノミ洗剤は、少量でも泡立ちやすい気泡の多いスポンジと共に、オイル差しの容器に詰め 替えて少量ずつ使っている。

4_食事にアートを取りいれて

眺めるだけで愛らしい寺門広気さんの絵皿は、渋めの色使いでほかの器とも合わせやすい。薄めで美しい佇まいながら、きちんと焼き締めて いるから、割れにくく実用的。

5_まったり森の住人と暮らす

最近では、実用品以外の絵やオブジェなどを集めるのも好きだという高橋さん。画家のかとうゆめこさんが描いたリスの絵は、パルプ素材でか たどる温かみのある風合い。

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