日々、四季を飾る
自然派の〈サラヤ〉は、余計なものは入れない、人と地球に優しいものづくりを続けています。シンプルな暮らしに、サラヤのアイテムはちょうどいい。
愛用品とともに、暮らしのストーリーをうかがいました。
- フラワースタイリスト平松 朋子さん
- 京都の自然豊かな田園に育ち、幼い頃から日々の暮らしの中に植物が溢れていた。上京後は、世田谷・松陰神社前を拠点にアトリエ〈ふたつの月〉を主宰。毎月のレッスンや移動花屋を通して、暮らしに寄り添う花を提案している。
http://futatsunotsuki-hana.com/
喜びをちりばめて
生まれ育ったのは、自然豊かな京都の田舎町。父親は農家で野菜やお米を無農薬で育て、母親は趣味で草木染めや機織りをする。一児の母でありながら、フラワースタイリストとして活躍する平松朋子さんは、物心がつく頃から草木にふれ、旬を味わい、自然が魅せる四季の楽しみ方を知っていた。花に携わる仕事を志すようになったのは、実家近くの花の教室に通い始めたことがきっかけ。現在は、東京・松陰神社前を拠点に、暮らしに寄り添う花を提案している。
大小それぞれの瓶に何気なく飾った切り花は、キッチンやリビング、洗面所など、生活のシーンごとに取り入れる。時間とともに味わい深くなる家具や道具に囲まれ、花は生き生きと存在感を放つ。
自然は取り入れるだけでなく、共存していくもの。「肌に優しいからと選んだら、泡切れも良く、無香料なので料理中も気持ち良く使えて、長年リピートしています。原料調達からこだわる企業の姿勢を知って、ますます使い続けたいと思いました」。植物由来の〈ヤシノミ洗剤〉は、無香料・無着色。手肌に優しく、洗った後の排水は水と二酸化炭素に分解され、すばやく地球に還る。さらに、売上の1%を使って、原料生産地の環境保全活動にも積極的に参加。自然の美しさ、楽しさを知っているからこそ、日々選びたいものがある。
1_生活感を陶器に収めて
林拓児さんの作る、陶器のティッシュペーパーボックスは、器と生活道具の店〈夏椿〉で購入したもの。いつでも目の届く場所に。暮らしの景色に手仕事の風合いを感じながら。
2_手に馴染む漆のカップ
出産祝いに夫からもらったという漆のカップは、木工家・荒井智哉さんによるもの。風合いの異なる2 つの木の器に、鮮やかに映える朱色。驚くほど軽くすっぽりと手に馴染む。
3_無香料で気持ち良く洗う
窓から光が差し込むキッチンには、詰め替えては何度も使っているという〈ヤシノミ洗剤〉がある。肌に優しく、余計な香りが付いていないので、日々の食器洗いも気持ち良く。
4_光を取り込み表情を変える
花が映えるよう花器はシンプルに。春を飾るのは、安土草多さんのガラスのピッチャーと小瓶。切り口を整え茎が短くなった花は、小さい器へ移し替えていくことで、長く楽しめる。
5_自然が魅せる鮮やかな色を纏う
鮮やかな藍色が美しいワンピースは、草木染めブランド〈マキマロ〉のもの。友人が着ていたものを見て一目惚れしたという。たっぷりのギャザーが女性らしいシルエットを作る。