収納は暮らしの導線を辿って。
自然派の〈サラヤ〉は、余計なものは入れない、人と地球に優しいものづくりを続けています。シンプルな暮らしに、サラヤのアイテムはちょうどいい。
愛用品とともに、暮らしのストーリーをうかがいました。
- 整理収納コンサルタント本多さおりさん
- 大学卒業後、OL 、飲食業勤務を経て、整理収納アドバイザー1級、整理収納コンサルタントの資格を取得。
がんばらなくても続く整理収納法を、書籍や雑誌などで提案している。著書に『赤ちゃんと暮らす〜収納・家事・スペースづくり・モノ選び』( 大和書房)などがある。
http://chipucafe.exblog.jp
収納は人に合わせます。
整理収納コンサルタントの本多さおりさんは、埼玉にあるアパートに夫と1歳の息子と3人で生活を送っています。子供の頃から片付けが好きだったという本多さん。
好きな物に囲まれながらも、いつでもすっきりと清潔な空間を保っています。モットーは、収納を人に合わせること。「面倒くさがりだからこそ、楽に片付けられて、家事をしやすくするため、暮らしの動線にものの置き場所を設けています」。例えば、脱いだらすぐに掛けられるように旦那さんのズボンのハンガーはリビングに。ゴミ箱は子供の成長に合わせて手の届かない位置へ吊るして。生活の変化に合わせて更新していくものもあれば、変わらないお気に入りもあります。
容器に詰め替えやすい袋タイプの洗濯洗剤を探していた時、出合ったのが〈ハッピーエレファント〉。「初めは見た目に惹かれました。使ってみたら、汚れ落ちもよくて余計な香りもしない。なにより洗浄成分が天然酵母というのにも安心感がありました」。味噌やお酒と同じように、天然酵母の発酵から生まれる天然洗浄成分「ソホロ」を配合。合成洗浄成分とは異なり、肌や繊維に負担をかけず、排水後は速やかに分解され、全て自然に還ります。片付けによって未来の自分が気持ちよく過ごせるように、シンプルな洗剤選びは未来の地球を快適な場所にする鍵となるかもしれません。
1_ティッシュは壁に吊るして
掃除のやりにくさから、物を床に置くのが好きではないという本多さん。重宝しているのは、〈中川政七商店〉の吊るせるティッシュケース。主張しない佇まいが惹かれたそう。
2_きっかけはジャケ買い
袋入りの粉末洗剤を探していた時に出合ったのが〈ハッピーエレファント〉。余計なものが入っていないシンプルな使い心地がお気に入り。冬の間は液体タイプを。
3_使い方いろいろ収納バスケット
どんな空間にも溶け込むデザインの〈エフスタイル〉のステインプルーフバケット。トイレットペーパーや洗濯ネットの収納に活用し、現在はおもちゃ入れに落ち着いた。
4_やっぱり優秀、無印良品グッズ
壊れにくく、飽きのこないデザインの〈無印良品〉には長年の愛用品も多い。洗濯スペースの収納かごもそのひとつ。定番品は何年経っても買い足せるのが魅力。
5_暮らしの動線を意識した部屋作り
ものの置き場所をどこに作ったらスムーズに片付けができるか、生活の動線を意識した空間作り。テーブル下のおむつ入れは、素早く引き寄せられるようキャスターを付けた。