nice things

日々の隙間に。

自然派の〈サラヤ〉は、余計なものは入れない、人と地球に優しいものづくりを続けています。シンプルな暮らしに、サラヤのアイテムはちょうどいい。
愛用品とともに、暮らしのストーリーをうかがいました。

インテリアスタイリスト大谷 優依さん
多摩美術大学環境デザイン学科卒。
エディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストとして独立。現在は、ライフスタイル誌をはじめとした女性誌などで、雑貨やインテリアの紹介、空間イメージのスタイリングを手がけている。その他、企業カタログ、広告、CMのインテリア装飾などで、さまざまな空間演出で活動中。
http://otaniyui.com

暮らしに馴染むもの選び

インテリアスタイリストの大谷優依さんが夫婦で暮らすのは、布で仕切った開放的なワンルームの部屋。リビングにはベンチを挟んで、テーブルと大きなベッドが並ぶ。木やリネン、ガラスなどの天然素材を中心に調和を保った空間で、窓辺のドウダンツツが存在感を放つ。「あまり家にいないので手入れが大変な鉢物はやめて、代わりに切り枝を取り入れるようにしました。枯れたらそのままドライにできて、手入れも簡単です」。忙しい日々を楽しむさりげない工夫を忘れない。

化粧品や歯磨き粉など、肌にふれるものはナチュラルなもの、食事も誰が作ったかわかるものにこだわる。目の前の安さや便利さに惑わされず、毎日使うものは良いものを選びたい。そんな彼女が初めて手に取った〈ヤシノミ洗たく用洗剤〉。香料や着色料、漂白剤も無添加のシンプルな洗剤だ。植物洗浄成分の原料であるパーム油は、人権と環境に配慮して生産されたRSPO認証油を使用し、排水は水と二酸化炭素に分解されて地球に還る。人や環境への優しさだけでなく、わずかな量で油汚れまでしっかり落とし、すすぎは1回で済むので、節水や時短にも役立つ。「安心して使えて、余計な香りが衣類に付かないので、お気に入りの香水も引き立ちます」。限られた時間を心地よく過ごすため、家具を選ぶように、洗剤も暮らしに馴染むものがいい。

1_用途に合わせて使い分けるポット

お気に入りのポットは複数所有。友人を招く時には、たっぷり入る〈YAECA〉のガラスポット、ひとりの時は〈アンシャンテ〉の南部鉄器カラーポットなど使い分けて楽しむ。

2_自然由来は暮らしのベース

昔から洗剤や化粧品など肌にふれるものは自然由来のものを選ぶ。無香料の〈ヤシノミ洗たく用洗剤〉はにおい残りもなく、すっきりさわやかな洗い上がりが気持ちいい。

3_足元を飾るヴィンテージラグ

リビングに敷かれるベニワレンのヴィンテージラグで、ファブリックから秋を迎える。モロッコ生まれの手織りの絨毯は、ボリューム感のある長い毛足で肌触り抜群。

4_さりげなく暮らしに民藝を

鹿児島へ旅行に行った際、立ち寄った民藝店で購入した竹細工の籠。オーナーが特注で作家にオーダーしたもので、どことなく洋の雰囲気を持った佇まいが美しい。

5_布で仕切るワンルーム

部屋を区切ると狭く感じるのであえてワンルームの部屋を選んだ。リビングと仕事部屋を仕切るのは、1 枚の布。透ける素材を使うことで空間に圧迫感を与えず、開放的な印象に。

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