自然の流れに寄り添うように
自然派の〈サラヤ〉は、余計なものは入れない、人と地球に優しいものづくりを続けています。シンプルな暮らしに、サラヤのアイテムはちょうどいい。
愛用品とともに、暮らしのストーリーをうかがいました。
- ヨガティーチャー/モデル芥川舞子さん
- 14歳でモデルデビューし、ファッション誌を中心に各メディアで活躍。体調不良をきっかけに19歳でヨガと出合う。現在は、ヨガインストラクターとして活躍しながら、ブランド広告モデルをはじめ、イベントや雑誌などのメディアに多数出演。2016年より、" 芥川舞子ヨガスクール" を設立。少人数によるメンバーシップ制でクラスを行い、1人1人と向き合う指導を心がけている。
http://maiko-akutagawa.com/
気がついた日常の価値
光に呼応するように、しなやかに伸びる肢体。芥川舞子さんにとってヨガは暮らしの一部。出合ったのはまだ十代の頃だった。
きっかけは、14歳から続けるモデル活動のなかで見舞われた心身の不調。ヨガを始めると変化はすぐに訪れた。「目覚めが良くなり、ご飯をおいしく感じるように。些細なことですが、すごく生きやすくなりました。自然の流れに抗わない生き方を受け入れたら、日常の価値がわかったんです。自分の使ったものがどのように生まれ、自然に還っていくのか、暮らしへのつながりに意識が向くことも多くなりました」。
食事は皮や種ごと調理するマクロビオティックを取り入れ、栄養の吸収率が良い朝に野菜を食べる〝朝ベジ〟活動も。「無農薬の野菜がない時は、野菜を洗剤で丸洗いします。洗剤を一滴垂らした水のなかで洗うと、泥臭さがなくなり本来の風味が戻ります。もともと肌が弱く、昔から使うのは植物由来のもの。着色料も香料も無添加の〈ヤシノミ洗剤〉なら匂い移りの心配もないので安心です」。
排水による環境負荷が少ないのはもちろん、人権と環境に配慮して生産されたRSPO認証の植物油を使用することで、原料調達からこだわるヤシノミ洗剤。売上の1%は原料生産地の環境保全に使われている。体と心、人と人、そして人と自然。ひとつの行動や習慣が、未来の暮らしにつながる。
1_種も皮もまるごと食す
出産を機に出合ったマクロビオティック。ホールフーズの考えから、食材は丸ごと食べるようにしている。種や皮ごと入れられる〈オスターブレンダー〉は、日々のジュース作りに。
2_食卓を彩る器のアクセント
器は白をベースに、時々アクセントとして色鮮やかな器があると、食卓を楽しく演出できる。ピンクとエメラルドグリーンの器はそれぞれ合羽橋の器屋さんで購入。
3_肌にふれる布は素材にこだわって
テーブルふきんには、オーガニックコットンを使用。無地のものや柄のついたものを、気分に合わせて使い分ける。衣類や下着も肌にふれるものは、なるべく優しいものを。
4_暮らしに溶け込むフェアトレード
「誰が作ったかわかったうえで、少しでも人の役に立てるものを選びたい」と、愛用するのは、シャプラニールのフェアトレードの鍋敷き。背景の見えるものほど愛着が湧く。
5_野菜も洗えるエコ洗剤で
敏感肌の芥川さんは、洗剤やシャンプーは無添加のものにこだわる。実家でも愛用し子供の頃から馴染みのある〈ヤシノミ洗剤〉は、食器だけでなく野菜洗いにも活躍する。